患者を守る設備を検査
死者10名、負傷者５名がでた10月11日の福岡県福岡市の病院火災を受け、宮前消防署（並木努署長）では入院病床のある区内の病院、助産院等の特別立ち入り検査をした。対象となった11施設に違反はなかった。
立ち入り検査は10月15日から24日にかけて行われた。
主に検査した項目は避難通路の確保ができているか、防火扉は正常に作動しているか、コンセントまわりに燃えやすいものはないかの３つ。コンセント回りの検査は、福岡市の火災の原因の１つとされていることから、今回の検査に加えたという。
並木署長は「万が一の時に被害を出さないよう、これからも検査を続けていきたい」と話した。
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