利用者の多さに比べ信号がなく事故の危険性が指摘されていた田園都市線鷺沼駅前とフレル鷺沼を結ぶ横断歩道周辺の安全確保に向けた工事が来年2月中旬から始まる。完了は2月末を予定。
鷺沼駅は年間6万人の利用がある。電車到着時には駅前横断歩道に人が押し寄せ、長い時には5分、10分と途切れないこともある。待ちきれない車両がその人を縫うように無理に走らせるケースも見られ、周辺住民や小学校などから信号機設置を求める声があがっていた。
この声を受け、宮前警察署、鷺沼町会、鷺沼商店会らは信号設置を含め安全確保に向け協議を重ね、今回の工事に至った。
工事内容は主に3つ。【1】横断歩道の信号の設置【2】駅側とフレルさぎ沼側歩道に歩行者の乱横断防止用のガードレールを設ける【3】市道鷺沼線からロータリーへ入る右折レーンの設置。【3】は路線バスが市道鷺沼線から駅前ロータリーに入るバスが渋滞すると、周辺の交通が滞ることを受けて新設。レーンは現在、駅側にある3台分の路上パーキングメーターを廃止することで確保する。
「地域の皆さんが安心してくらせることが第一。これからも住民の皆さんの声を聞き、環境づくりに生かしていきたい」と鷺沼町会。
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