記録的な大雪になった14日、川崎市内の農家のビニールハウスなどで大きな被害が出た。
15日午前7時の時点での各消防署の観測によると、市内の降雪量は川崎区で16・5cm、幸区で18cm、中原区33cm、高津区35cm、宮前区で17cm、多摩区で30cm、麻生区で36cmだった。
JAセレサ川崎によると17日現在、寄せられている被害は53件。一番多かったのが雪の重みによるハウスの被害で、倒壊が13件あった他、ガラス破損も27件あった。中には数十枚が割れてしまったという報せもあったという。その他はぶどう棚の倒壊、植木の倒木、しいたけ用原木保管場所の被害、販売用テントの倒壊などが寄せられたという。
「これから収穫を迎える作物にも被害が出た。夏前に収穫するトマトをはじめ作物によっては出荷量に影響がでそう」とJAセレサ。また「被害額は現在のところ不明だが、見舞金を予定している」としている。
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