区内の火災発生件数が、今年に入って急増している。発生件数は4月20日現在で18件。前年同時期と比べ5件の増。前年の総発生件数35件の半数以上を、およそ4カ月で超えたこととなる。
火災原因の中で最も増えたのはコンセントの破損やたまったほこりから出火する電気関係。前年は0件だったが、今年は4件発生している。
件数として多いのが放火5件(前年比2件増)。こちらは現時点で昨年1年間の件数に達した。
その他の出火原因はたばこ3件(1件増)、こんろ3件(1件増)、ストーブ1件(前年同)、交通事故による出火が2件(1件減)。火遊びは前年2件あったが今年はゼロ件だった。
宮前消防署の並木努署長は「若い世代の不注意からの出火が増えている。老若男女問わず、火に対する注意を怠らないようにしてほしい」と話す。また「消防署としても機会があれば学校などで子どものたちに火の怖さを伝えてきたい」とも話した。
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