宮前警察署 振込め防止に感謝状 一般市民による阻止も
当日贈呈式に出席した長嶋さん、井上さん、長命さん（前列左から）
宮前警察署（松井誠治署長）では７月29日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、５人に感謝状を贈った。表彰を受けたのは川崎信用金庫有馬支店の長嶋望さん、同信金野川支店の井上愛さん、高津区在住の会社員長命卓也さん、ローソン川崎神木本町４丁目店店員の渡部匠子さんと藤山智子さん。
今回特徴的だったのは一般市民による阻止。長命さんはローソンで携帯電話を使用しながらＡＴＭを操作していた男性の様子を不審に思い声掛け。店員の渡部さんと藤山さんとともに事実確認をおこない通報。被害を未然に防いだ。松井署長は「市民の振り込め詐欺への意識が高まってきていることを感じた。皆さんの積極的な声掛けに感謝している」と話した。
なお、区内での現在の振り込め詐欺の発生件数は24件、被害総額は約５５００万円（７月29日現在）。
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