県立東高根森林公園で5月30日、「田んぼの学校」と称した田植え体験がおこなわれ、小学生とその保護者ら14組43人が参加した。
水の張られた田んぼに並んで、ぬかるむ泥に苦労しながらも丁寧に稲を植えていった。参加した子どもたちは「泥が冷たくて気持ち良かった」「上手にできた。楽しかった」と笑顔で話していた。
田植え体験は地域の子どもたちに自然に触れてほしいと同公園で毎年開催しているが、今年からは米ができるまでの過程を学んでもらおうと通年で体験会を実施。8月にはイナゴ採り、9月に稲刈り、10月に脱穀、12月に刈った藁を使った正月飾り作り体験を予定している。同公園担当者は「宮前区内では田んぼはほとんど見られない。学校でバケツで稲を育てるところもあるが、実際に田んぼに入って体験することで思い出にも残るのでは」と話した。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|