宮前警察署(長谷川元文署長)は8日、振込め詐欺を未然に防いだとして金融機関職員2人に感謝状を贈った。今回表彰されたのは三菱東京UFJ銀行鷺沼支店の鈴木聡子さんとゆうちょ銀行宮前店の山本和美さん。2人はいずれも、高額の預金を引き出しに訪れた女性に対して積極的な声掛けをおこない、具体的な引き出し理由を確認。息子に連絡を取るなどして被害を未然に防いだ。鈴木さんは「普段から意識して振込み理由などの詳細を聞くようにしている。防げて本当に良かった」と話した。山本さんは「警察からの防犯ニュースなどをしっかり確認して今後も防止に努めたい」と話していた。
なお、同署管内の振込め詐欺の発生件数は11件、被害総額は約1900万円(6月7日現在)。昨年同期比はマイナス9件、同2450万円で減少傾向にあるという。また、金融機関による阻止が5件あった。同署では「既遂の11件はATMやタンス預金での被害がほとんど。金融機関の方の協力が大きい」と話し、今後の協力を呼びかけた。
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