先月15日に発足した市民グループ「安保法案反対を呼びかける宮前の会」が5日、同会主催では初となる駅頭宣伝とミニウォークを鷺沼駅前で実施した。
同会は、国会で審議中の安全保障関連法案を、市民の声を結集して廃案に追い込もうと、有志らが結成したもので、呼びかけ人には区内在住の元市職員や地域団体メンバー、県議・市議、弁護士、医師、住職、写真家、俳優など多彩な顔ぶれが名を連ねている。
当日は、約50人が参加し、プラカードを掲げ、通行人らに呼びかけ人が「安保法案反対」を順番に訴え、チラシなどを手渡した。
通りかかった80代の女性は「兄弟は戦争で死んだ。戦争は絶対ダメ」と話し、反対を訴える署名をしていた。
会の事務局を担当する若原弘道さんは「参議院での強行採決もという報道もある中、若い人たちも自分の意思で立ち上がっている。今日集まってくれた呼びかけ人の皆さんも自分の名前を名乗ってスピーチをしてくれており、非常に素晴らしいことだと思う。この成功をうけて、決意を新たにさらに多くの方の賛同を得られるように取り組んでいく」と語った。
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