映画ファンが選ぶ川崎No.1シネマは――。
川崎市は、川崎を舞台にした映画のナンバーワンを決定する「かわさきシネマアワード」の投票受付を、現在実施している。
「かわさきシネマアワード」は、川崎市を舞台にした映画の中から投票で1位を決めることにより、「映像のまち・かわさき」として市の映画資源の豊かさと魅力をアピールするために行うもの。
今回のノミネート作品は、「小川町セレナーデ」=写真=「どぶ」「アッシィたちの街」「彼女と彼」「探偵事務所5」「喜劇駅前団地」の6作品。
そのほかにも、「暁の挑戦」「キッズ・リターン」「GOEMON」「HERO」「ラブ&ピース」など、川崎を舞台としている映画であれば投票対象となる。
10月17日からは、川崎市アートセンターや市民ミュージアム、しんゆり映画祭で順次、ノミネート作品の上映会が実施される。
投票は配布されるリーフレットに添付されている応募用紙を使用してのほか、「映像のまち・かわさき」推進フォーラムのホームページからもできる。期間は12月5日までで、映画ファンなら誰でも投票可能。
受賞作品は来年1月下旬に発表され、受賞作品には、来年2月開催予定の『第70回毎日映画コンクール』表彰式の舞台で賞が贈られる。
リーフレット配布場所は、市内シネコンやしんゆり映画祭の会場、区役所、市民館、図書館等の公共施設など。応募者には映画館の招待券が抽選で当たる企画も行われている。
「かわさきシネマアワード」は、市制100周年を見据えた地域映像の保管事業の一環。
市の担当者は、「映画を通して撮影当時の市の街並みを知ってほしい。また、このかわさきシネマアワードを通して、今後も映画の街として多くの作品ができたら望ましい」と話している。
問い合わせは、川崎市市民・こども局市民文化室(【電話】044・200・2416)まで。
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