「しあわせを呼ぶコンサート」が9月5日、宮前市民館大ホールで開催された。障害者作業所に通所する障害者らがベートーベンの『第九』を原語で歌うコンサートで今年18回目。
この日のために練習を重ねてきた約150人がステージに立ち、見事な歌声を響かせた。来場した800人の聴衆から贈られた拍手はしばらく鳴りやまなかった。観客席には、家族ら関係者が涙を浮かべて見守る姿もあり、演奏後は「がんばったね」と温かい声がかけられていた。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団がステージをサポート。同楽団ソロ・コンサートマスター・石田泰尚氏も登場した。同コンサートの実行委員長の大石修治さんは「心を豊かに希望が持てるステージになったのでは」と振り返った。合唱に参加した小田嶋満区長は「一体となってつくりあげていくコンサート。一緒に参加できて良かった」と話した。
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