令和初日の5月1日時点で、川崎市の人口が152万6630人となり、神戸市(152万4749人)を抜き20政令市中で第6位となった。
市の人口は政令市移行翌年の1973年に100万人に。以降、首都圏での立地優位性や交通利便性の高さ、武蔵小杉駅や新百合ヶ丘駅周辺の開発などを機に人口が増加。2017年には150万人を超え、平成の人口増加率は29・22%と政令市の中で最も高かった。
市は、2030年に人口のピークを迎え158万7千人になると想定。それでも政令市5位の福岡市は2035年に160万6千人になると見込んでおり、市は「福岡市は超えられないだろう」としている。
ピークは区ごとで差
市の総合計画では、市内各区の人口も2030年前後まで伸び続けると推計。ピークが最も遅いのは中原区で2040年。多摩区は既に推計を超えており、市は「マンション建設などによる誤差の範囲。2年後には新しい数値を出す」としている。
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