明けましておめでとうございます。本年も宮前区医師会をどうか宜しくお願いします。
さて先般の台風19号の記憶も新しいところですが、みなさま災害時の備えは万全ですか?新年早々の話題には少々似つかわしくありませんが、今回は宮前区医師会の災害時への取り組みについてお話しします。
災害大国日本ではいつ大地震、台風などの自然災害に見舞われるかわかりません。宮前区医師会では平時には行政主導の避難訓練の時などに医師会員を派遣、歯科医師会、薬剤師会の会員の方々と協力して救護所の運営を行っています。さらに災害が実際に起きたと仮定して、行政や病院、救護所などとの情報のやり取りが円滑に行えるようにシュミレーション訓練なども定期的に行っています。
実際に災害が起きたときには、可能な限り各診療所で継続的に診療を行えるように努力するとともに、行政や上部組織である川崎市医師会と協力して休日急患所の開設や救護所を巡回する医療チームの編成などを計画しています。
我々開業医は地域に根ざした医療機関として平時の診療はもちろん、万が一災害が発生した際の対策に関しても今後も努力を続けていきたいと思います。
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