宮崎在住の写真家・小池汪さん（87）＝人物風土記で紹介＝の写真展「戦後75年 戦争暮らし」が、川崎市平和館（中原区木月住吉町33の１）で開催される。
絶えず戦争に関わった暮らしを強いられる人々を写真で伝える展示。１９３０年頃から今まで、約90年にわたる人々の生活を垣間見ることができる。長きにわたりプロカメラマンとして活躍してきた小池さんの初出しの写真や、取材の中で集めてきた資料など約１５０点が並ぶ。小池さんは「家族の悲しみを伝えたい。基地反対などそういった話ではなく、ただ事実を伝え、肌で感じてほしい」と思いを話す。
10月７日（水）から30日（金）（毎月曜、20日休館）、午前９時から午後５時まで。入場無料。週末にはゲストを招き、「登戸研究所と地域」「上原３兄弟と日吉」など毎回テーマを変え、フロアトークも行われる。
問い合わせは同館【電話】０４４・４３３・０１７１へ。
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