地域活性化や放置自転車抑制などの課題に向け、川崎市が2019年から取り組んできた「シェアサイクル実証実験」。4月1日から新たに鷺沼・宮前平周辺など市内6エリアで実験を開始した。
区役所や小台公園などの公共施設に12カ所とコンビニエンスストアなどの民間施設5カ所の計17カ所に、サイクルポート(駐輪場)が新設された。自転車の配置計画台数は、公共施設分として28台用意されている。設置場所は5月末までに、さらに5カ所増える見込み。実証実験は2021年末までを予定している。
市が取り組むシェアサイクルは、専用ポートで自転車を借り、別のポートで自由に返却できるサービス。電動アシスト付きでスマートフォンで決済ができる。3月末まで登戸・向ヶ丘遊園駅周辺と殿町・大師河原で先行して実証実験が行われおり、昨年は最大で月間2363人が利用した。
取材日の3日には利用する人の姿も見られた。市担当者は「積極的に活用してもらえたら」と期待を寄せる。
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