昨年春に誕生した、宮前区初の中学生軟式野球クラブチーム「川崎宮前ドリームス」(石倉周監督)が初の公式戦出場を果たした。
創設後、昨年末までの部員数は5人だったが、野球の試合を行うのに必要な9人に届かず、大会に出場することができなかった。チームは小学生向けの体験会など、勧誘活動を行い今年に入り新1年生9人を迎え、初の公式戦出場を果たした。
11日に行われた第38回全日本少年軟式野球大会川崎市予選では、麻生区の麻生ベースボールクラブと対戦。創設2年目のドリームスは2年生と1年生のみで、3年生擁する相手チームと対戦した。随所に光るプレーを見せる場面もあったが、健闘及ばず0対7で敗れた。同チームでコーチを務める高橋直樹さんは「初戦は飾れなかったが、今後も鍛錬を積んでいきたい」と今後に向けて語った。
目標は日本一
多摩川河川敷などで行われる練習では、基礎的なトレーニングからバッティング練習などを行う。チームの目標は日本一だ。中学生の時に、全国制覇を経験している石倉監督は「野球だけに限らず、真摯に取り組み続けたら結果は出てくる。目先の結果だけにとらわれることなく、一生懸命やりたい」と前向きな姿勢をみせる。
主将の矢島朋晃くんは大会について「試合ができる喜びと周りへの感謝を忘れないで試合をしたい。目標の日本一目指して、今後も頑張りたい」と意気込みを語った。
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