サギヌマスイミングクラブ鷺沼所属の高橋陽向さん(日大藤沢高1年)は、8月に大阪で行われた「全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」に出場。15〜16歳女子100メートル平泳ぎで、大会新記録となる1分8秒29で優勝した。
「インターハイの優勝を目指していたので複雑な気持ちです」。JOCの約1週間前に長野で開催された「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」では、後半失速し3位に終わった。「焦りがあったかもしれない」。負けた原因を分析し、コーチと二人三脚でフォーム修正に取り組み大会に臨んだ。身長174センチ、ダイナミックなフォームで前半の50メートルをターン。力むことなく後半を泳ぎきった。「良い意味で吹っ切れて泳げた」とメンタル面での成長を勝因にあげる。「日本水泳連盟が制定する強化基準記録(インターナショナルC)を突破することが目標」
自己ベスト更新
宮崎中出身の上川畑英(えい)さん(桐光学園高2年)は、インターハイの400メートル個人メドレーで準優勝を果たした。
昨年は多くの大会が中止となり、上川畑さんにとっては、同大会が高校生になって初めての大舞台となった。練習では1日6000〜8000メートル泳いで持久力を養った。「得意のバタフライで先行し、苦手な平泳ぎで競り負けないことを意識した」と振り返る通りの理想的な展開で、ずっと破れなかった4分20の壁を越える自己ベストをたたき出した。
上川畑さんは「今年は個人種目のみでの出場だったので、来年はリレーでも出場できるようになりたい」と水泳部の活躍にも目を向ける。
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