宮前平中学校出身の佐藤彩夏さん(鵠沼高校2年)が11月7日、県立神奈川総合産業高校(相模原市)で行われたバドミントン県新人大会シングルスで優勝。関東大会への出場権を手にした。
地区大会でも優勝し、はずみをつけ県大会初戦へ。「決勝で自分のプレーをするため、色々な球を打って調整しながら慎重に進めた」と振り返る佐藤さん。
決勝で対したのは、今まで負けた事のない相手。返ってプレッシャーとなり、1セット目からリードを許してしまう展開になったが、気持ちを切り替え、持ち味の強気のプレーで押し切り逆転勝利。勢いそのままに県の頂点に輝いた。
関東大会は12月28、29日に埼玉県で行われる。「自分よりもレベルが上の人がほとんど。どれだけできるか、力を出し切りたい」と闘志を燃やし練習に励んでいる。
なお、佐藤さんは11月21日に小田原市で行われた県新人戦学校対抗でも活躍し優勝。全国大会を3月に控える。
幼き日の練習今に生きる
佐藤さんがバドミントンを始めたのは、小学5年生の時。勝てるようになると楽しくなり、率先してきつい練習に取り組んでいたという。「自分で考えて小学生からやっていたから、今も練習や試合展開を考えられる」と話す。目指すのはインターハイ出場だ。
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