宮前郵便局の通り沿いのガラス張り壁面に3月18日、絵画が掲示された。西有馬小学校の4年2組の児童が、有馬地域をより良くしていこうと募ったもの。
児童らは放課後に同局を訪れ、未就学児から80代までの絵画48枚を張り出した。「有馬のみんな仲よしで賞」や「笑顔があふれる平和な町で賞」など、すべての絵に賞が与えられた。参加した男子児童は、「通る人やバスを待つ人、ここなら色んな人に見てもらえる」と笑顔で話していた。
広がる地域の絆
児童らは、昨年から総合学習で「つながれ ひろがれ 有馬のきずな」をテーマに活動。その中で2組の児童が取り組んだのが、有馬の好きな所を描いた絵を募集する「有馬すきです絵画コンテスト」だった。学校内だけでなく、近隣のコンビニやスーパー、同局に回収箱を置かせてもらい、2月中旬まで絵画を募った。その際、同局員から地域貢献の打診があり、今回の取組が実現した。担当教諭は「総合授業でここまでやり切れるのは中々ない。皆さまの協力のおかげ」と感謝の気持ちを述べていた。
壁面には児童からの「皆さまの心がこのきかくでつながれたらとても幸いです。ご協力ありがとうございました」と書かれたメッセージも掲げられている。
絵は春休み頃まで張り出す予定。
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