宮前区内の2020年度の市内小学校卒業生の進学率が先月に発表され、私立中学校へ進んだ生徒が17・8%だったことが分かった。区内の私立中進学率は減少傾向にあり、過去最高だった2005年の24・5%と比べて、昨年同様約7ポイントの減少となった。
市内で4番目
川崎市教育委員会が発表した「年刊教育調査統計資料(2021年度)」によると、20年度に区内を卒業した2132人のうち、379人が私立中学へ進学した。市内の割合では、中原区(27・3%)、麻生区(21・9%)、幸区(19・7%)についで4番目。高津区(15・5%)、川崎区(11・3%)、多摩区(11・0%)と続いた。全市の平均は18・1%だった。
宮前区内で私立中学校への進学率が減少傾向にある理由について、資料を扱う市教委事務局の教育政策室企画調整担当課長は、「景気なども影響するので確かなことは分からないが、区内でも地域によって教育に対する意識の差があるのではないか」と話している。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|