5月5日の「こどもの日」にちなみ、神奈川県レクリエーション協会前副会長の土屋勝さん(82)=宮前平在住=に、子どもでも楽しめるニュースポーツの話を聞いた。
ニュースポーツとは1980年以降に考案された競技などの総称で、体を動かすことの楽しみに重きを置いたスポーツ。特徴は、【1】楽しく【2】いつでも【3】どこでも【4】誰でもできること――の4つ。土屋さんは2022年に開催された「ねんりんピックかながわ」で、ニュースポーツコーナーの責任者となった。大さん橋会場では、ラダーゲッターやスポーツ吹き矢のほか、スポーツテンカ、マンカラなど、日本では珍しいものを紹介してきた。そんな土屋さんが現在おすすめするのが、スウェーデンのバイキング発祥の薪投げゲーム・KUBB(クッブ)。「3世代で楽しめる競技です」と太鼓判を押す。毎年11月に昭和記念公園(東京都立川市)で全国大会が行われている注目株だ。
自称「ネイチャーレクリエーション実践家」でもある土屋さん。レクリエーションとは「楽しさを通じた心の元気づくり」であり、「おもてなしの心で接することが不可欠」という。ネイチャーゲームは五感を使って自然を楽しみ、楽しむプログラムとして世界中で親しまれている。21年には全国研究大会の運営委員長として、コロナ禍の大会を成功させた。「感動を体験できる『キッカケ』づくりに夢中なんです」と笑う。
5月19日「あそびの日」
川崎市レクリエーション連盟が5月19日(日)、「あそびの日」と題した自然遊びイベントを黒川青少年野外活動センター(麻生区)で行う。事前申し込み不要。参加無料。問い合わせは同連盟平井さん【電話】090・3805・6822。
宮前区版のローカルニュース最新6件
罹患者数1位のがん3月21日 |
|
|
|
|
|