小学4年生までの野球チームが出場する若獅子旗争奪「第29回学童低学年秋季大会」の決勝戦が先月行われ、向丘小学校を拠点に活動する、おし沼レパード(小菅裕之監督)=多摩区代表=が初優勝。東京都や川崎市内の代表39チームが参加するトーナメントの頂点に立った。
27人で活動する同チームは、昨年6月から8月に行われた多摩区内予選では4試合を勝ち抜き、18チームの中から出場権を得た。10月に始まった大会では、1年生の時から切磋琢磨してきたエース級の3人の投手が活躍。3回戦以降、得点を許さない力投を見せた。
決勝では獅子倉新さん(小4)がランニングホームランを放ちMVPに。獅子倉さんは「決勝で打てたことがうれしい。仲間や家族に感謝」と語った。主将の酒井柊哉さん(小4)は「励まし合いながら一生懸命、練習した結果が実った」と振り返った。