（右から）鈴木会長、平松さん、同団体の松尾実里さん
音楽絵本を川崎市内の全幼稚園84園に寄付しようと、市民団体「ミライアルかわさき」（平松あずさ代表）は３月12日、川崎市幼稚園協会の鈴木伸司会長に手渡した。
同団体は子どもたちの未来に関わる社会問題に向き合うため、昨春の発足以来、各人が健康に過ごしたり、薬などの医療資源を大切にすることで、必要としている人に最適な医療を届けることを目指す「医療のエコ活動」に注力してきた。
その一環として｢薬を無駄遣いしない｣｢薬に頼らない体づくり｣などのメッセージを込めた音楽絵本『ポーリーとナーミーのまほうのステッキ』を制作。幼稚園指導者による読み聞かせの中で活用してもらうため、クラウドファンディングで制作費を集め、今回の寄付に至った。平松さんは「絵本の中にあるように、自分にできることが誰かを助けることになると思えるようになってほしい」と思いを語った。
