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宮前区版 公開:2011年9月16日 エリアトップへ

手頃な価格で新品種 土橋のぶどう農家鮫島さん

公開:2011年9月16日

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「食べた人が笑顔になるぶどうを作りたい」と話す鮫島さん
「食べた人が笑顔になるぶどうを作りたい」と話す鮫島さん

 区内土橋でぶどう栽培を行う鮫島隆さんが育成した新種品「ベリーローザ」(仮称)。一般販売を始めて2年目のシーズンをこのほど終えた。「美味しいぶどうを手軽に」と新品種に込める鮫島さんの思いを聞いた。

 鮫島さんがぶどう栽培を始めたのは20年ほど前。ベリーローザは14年前、渋みの少なく早熟な「ヤトミローザ」と濃厚な甘みと酸味のバランスが良く日本の赤ワインの原料としてよく使われる「マスカットベリーA」を交配して生まれた。6年目に初めて房が出来た。昨年から品質が安定し、自宅前で販売に踏み切った。渋みが少なく甘みの強い味わいが早くも評判だという。今年は150房を完売した。

 鮫島さんのぶどう作りの流儀は「手間をかけずに手頃な値段で美味しいものを提供する」。日本の果物消費量が減少する中で、価格を上げて高級品にするより、身近な存在として果物を提供していきたいという。農家として「食料生産で空腹を満たすことはもちろんですが、果樹栽培では併せて、食べた人が笑顔になるように」という思いで農業に携わる。

 「来年は300房を目指す」と、現在はぶどう棚の管理を行う。「各地で栽培が普及し、多くの方々に喜んでもらえれば」と鮫島さんは期待している。
 

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