人気力士が盛り上げる
大相撲の地方巡業が来年４月13日に川崎市とどろきアリーナで開かれる。
市内で巡業が開かれるのは１９９７年の夏巡業以来19年ぶり。お年寄りや子どもを招待する計画で、総勢約２７０人の力士が趣向を凝らして相撲の魅力を伝える。
主催は、川崎市スポーツ協会や市内で介護施設を運営する企業「アール・アンド・アール（株）」などでつくる実行委。同社の織戸四郎代表が「高齢者のために何かできないか」と考えていたところ、知人の元力士の澤田大作さんから地方巡業の話を受け、同協会に相談し実現した。市スポーツ協会は「老若男女問わず楽しんでいただければ」と話す。
今回の巡業では約５０００席を準備。通常の地方巡業の２倍の福祉席を設け、高齢者や車椅子利用者とその家族が一緒に観戦しやすくする。近隣の小学校の児童を招待する計画もある。横綱白鵬や日馬富士ら力士が、本場所とは違った雰囲気で土俵を盛り上げる。
チケットは発売中。２階席イスＣ席は５０００円、タマリ席Ａは１万３０００円など。お弁当やお土産が付く「川崎ふるさと場所セット券」などもある。川崎市とどろきアリーナ事務局か公式ホームページ（http://kawasakifurusatobasho.com）で購入できる。同事務局での販売のみ川崎プレミアム商品券が利用できる。問い合わせは同事務局（【電話】０４４・７８８・９７３７／平日午前10時から午後５時まで）。
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