主将の藤川君（左）とキーマンの日野君
向丘中学校男子バレー部（渡部英夫監督）が、11月に行われた市新人戦と12月に行われた県新人戦で準優勝した。しかし、昨年まで新人戦４連覇を果たしていた同部にとっては、優勝以外は悔しい結果。部員らは悔しさをバネに練習に励んでいる。
11月の市大会では、１セットも落とすことなく決勝に駒を進めた。対する西中原中（中原区）に第３セットまでもつれ込む接戦で惜敗。それでも出場権を得て、県大会でも順調に勝ち進み決勝へ。相手は市大会決勝と同じ西中原中だった。前回同様拮抗した戦いをしたが、またもや敗戦。リベンジはならなかった。
結果を受け、渡部監督は「連覇はいずれ途切れてしまうもの。今後も当たり前のことを当たり前に続けていきたい」と話した。エースで主将の藤川由翔（ゆいと）君は「自分が決め切れなかった。もっと自信を持って質の高いバレーをしたい」と成長を誓う。監督が期待するチームのキーマンは、１８２cmの長身が持ち味の日野陽介君。「バレーを始めてまだ１年で未熟なので、成長して全国に行きたい」と全国大会への出場に意欲をみせた。
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