神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2014年10月31日 エリアトップへ

性同一性障害を知って ある母子の経験談から㊦

社会

公開:2014年10月31日

  • LINE
  • hatena

 女性として生まれながらも、心は男性という性同一性障害(GID)の諭吉さん(仮名)は、女子がズボン着用可能な高校に入学した。諭吉さんの成績からすれば、もっと上位校にも進学できたが「制服を基準にした結果、選べる学校は限られた」という。

 諭吉さんは入学に際し、名前を変える選択肢もあったが、そうはしなかった。「将来的には男性として生活することを心に決めていました。ただ、どのように段階を踏んでいけばいいのか、改名はできるのか、家族は理解してくれるのだろうかと悩みました」という。しかし、在学中に名前を変更し、最終的には男性名で卒業証書を受け取った。

 学校生活を振り返ると、トイレや体育の着替えには苦労したという。「大人の理解が進まなかったことも大変だった」と母親の一葉(仮名)さんは語る。

 諭吉さんは今、専門学校に通い、ホルモン治療を行っている。そして、彼女もいる生活を送る。

 「今まで以上に自分らしく生きてもらいたい」と一葉さんは願う。    (完)
 

宮前区版のローカルニュース最新6

こどもの日はスポーツを

こどもの日はスポーツを

ワンコインで体験

4月27日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

DXの取り組み公開

多摩川橋リニューアル工事 NEXCO中日本

DXの取り組み公開

4月26日

優勝の喜び再び噛みしめ

富士通レッドウェーブ

優勝の喜び再び噛みしめ

ラゾーナで報告会

4月26日

地域医療支援病院に

井田病院

地域医療支援病院に

紹介率など要件クリア

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook