区内でサギヌマスイミングクラブやアルゴスポーツ宮前平を運営する株式会社エスアンドエフ勤務の鮎澤貴孝さん(34)が、17日に横須賀市で開かれた「第32回NISSAN CUP神奈川トライアスロン大会」の一般の部に出場し、優勝した。
スイミングのコーチを務めている鮎澤さんは、スイムで先行し、逃げ切るのが得意のパターンだ。スイム1・5Km、バイク40Km、ラン10Kmの合計51・5Kmを2時間12分43秒で走り抜け、2位と5分以上の差をつけての勝利だった。
鮎澤さんがトライアスロンを始めたのは6年前。年に4レースほど出場し、競技レベルの向上を目指している。自宅がある横浜市緑区から10Kmほどの距離を毎日自転車で通勤。ランとスイムの練習も欠かさない。距離が短い競技での優勝経験はあったが、今大会のスタンダードの距離での優勝は初めてだ。
「厳しいレースだと思っていた。この喜びは大きい」と鮎澤さん。来年は「選手権」を視野に入れてチャレンジしたい、と意気込む。また勤務先のクラブでは小学生向けのトライアスロンコースを立ち上げており、「大人も子どもも、みんなで楽しめるチームをつくりたい」と目標を語った。
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