日本共産党川崎市議団市政報告 避難所開設訓練を踏まえて提案 佐野 よしあき
昨年の12月議会一般質問では「防災リーダーの育成」を提案いたしました。
そもそもの発端は、先日行われた臨港中学校避難所開設訓練に参加してのことでした。私は、避難者受入準備班を担当しました。それぞれの町内会の役員さんに協力していただいていますが、実際に訓練をやってみて、避難所開設から利用計画、ルール作りから避難者の受付、炊き出しなど事前の準備と片手間にできるものではなく、事前の準備と専門的な訓練が必要だと感じました。
そこで、学校の利用計画については、事前に使用できる室を予め設定しておくこと▽経路を考えて、仮設のトイレ、炊事場所、作戦本部の場所等を計画しておくこと▽各避難所のルールについても事前に検討しておくべきこと――など、今回の経験を踏まえた提案を行ったのです。
総務局長は「避難所を円滑に運営するためには、避難所開設の準備、避難者の受付、避難者の受入場所、炊き出しや物資の受入場所などを事前に検討しておくことが重要」「避難者が避難生活を送る上で必要となる避難所内のルールや、避難所を運営する避難所運営会議の方々の役割分担なども事前に定めておくことが必要」と認め、「災害時に避難所を適正に運営できるよう、避難所運営訓練や、避難所運営マニュアルの見直しなどが行われるよう、区役所と連携して避難所運営会議の支援を行いたい」と答えました。
そこで私は「町内会の役員さんにお任せするだけではなく、専門的な知識や技術を身につける防災リーダーを避難所ごとに15名から20名育てておくことが、いざというときに迅速かつ的確に開設できる」と迫りました。
総務局長は、「自主防災組織の方を対象に災害図上訓練などを行っている」「各区役所や自主防災組織連絡協議会と連携し、リーダーの育成に努める」との回答にとどまりました。
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4月26日
4月19日