川崎区・幸区版 掲載号:2016年4月29日号 エリアトップへ

バルセロナ五輪の金メダリストで川崎市高津区に道場を構える 古賀 稔彦さん 川崎市在住 48歳

掲載号:2016年4月29日号

  • LINE
  • hatena

今までを活かし今を生きる

 ○…現役時代は「平成の三四郎」の愛称で親しまれ、1992年のバルセロナ五輪で金メダルを獲得した柔道界のレジェンド。数々の大会で優勝し、輝かしい成績を残してきた。現在は指導者として全日本柔道女子の強化委員、IPU環太平洋大学女子柔道部総監督などを務める。川崎市高津区の道場『古賀塾』では塾長として、「人の役に立てる人間」を育てる。「努力、仲間、礼儀、夢を持つことなど、今まで経験したことをこの場で伝えたい」。

 ○…金メダルへの道のりは悔しさをバネにした努力によって開かれた。喘息を患い、病弱で赤面症。小学1年で柔道を始めたが、初めての練習試合で敗北。悔しさをバネに「強くなりたい」と稽古に励み、中学入学と共に佐賀から単身上京した。その後は、20歳でソウル五輪に初出場。優勝候補と目されたが3回戦で敗れた。帰国後にテレビでその場面が放送されると、観客席でひたすら頭を下げる両親の姿があった。「戦っていたのは僕1人じゃなかった」と思い知らされた。その経験をバネに、恩返しの心で稽古に集中し、その努力がバルセロナで報われた。

 ○…結婚を機に川崎市に移り住んだ。在住歴は10年以上になる。「住む前に比べて、緑豊かでオシャレな街になった。住みやすい街ですよ」とにっこり。よくランニングをした多摩川沿いは「心と体を癒すのに最適な場所」と話す。夫人と3人の子どもの5人家族。たまの休みは川崎駅前へショッピングに出掛けるなど、家族サービスも忘れない。

 ○…道場では「目の前の子の笑顔を見る」という目標を持って指導する。「何かができた時の嬉しさや達成感が大事で、その瞬間の笑顔を見ると『よし』と思える。うまくいかなくても認めることで挑戦意欲を育てられる」と熱を込める。今年は大学の教え子が五輪に出場する。「今後も指導者として教え子たちが日の丸をつけて世界の舞台で活躍する姿を見たいですね」。

 





川崎市川崎区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://www.daviusliving.jp

<PR>

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

緑川 愛(あいら)さん

発達障害への偏見を無くそうと、執筆や啓発イベントを行うプロボクサー

緑川 愛(あいら)さん

神奈川渥美ジム(川崎区)所属 36歳

4月3日号

岡野 敏明さん

川崎市医師会の会長で、ダイヤモンド・プリンセスでの医療チームに参加した

岡野 敏明さん

多摩区在住 60歳

3月27日号

大久保 謙二さん

京急川崎駅駅長を務める

大久保 謙二さん

横須賀市在住 57歳

3月20日号

瀧村 治雄さん

川崎市全町内会連合会会長に就任した

瀧村 治雄さん

高津区在住 82歳

3月13日号

山田 益男さん

幸区文化協会会長として活躍する

山田 益男さん

幸区幸町在住 64歳

3月6日号

岩 篤志(いわ あつし)さん

小学校や自身のコミュニティカフェで「食」を通したまちづくり活動を行う

岩 篤志(いわ あつし)さん

幸区堀川町在勤 36歳

2月28日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月13日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

  • 9月29日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年4月3日号

お問い合わせ

外部リンク