川崎と沖縄の心を一つに 市政報告 佐藤惣之助の詩歌碑、首里城公園に蘇る! 川崎市議会議員 みらい川崎市議団 飯塚正良
3年前、川崎が生んだ詩人で作詞家の佐藤惣之助の詩歌碑「宵夏」を首里城公園(沖縄県)に戻したいという願いが那覇市の市民の方たちから寄せられました。
この詩歌碑は今から約60年前の1959年に川崎市民の浄財で造られました。完成した詩歌碑は高津区出身の人間国宝の陶芸家・浜田庄司の手によって焼き上げた陶板が用いられています。
しかし、首里城の復元工事に伴い20年前、遠方の虎瀬公園に移転を余儀なくされました。
川崎市観光協会、川崎沖縄県人会からの依頼に基づき、川崎市議会60名全議員が署名して、那覇市長および那覇市議会議長に対し、元の首里城公園に惣之助碑を戻すよう要請しました。これを機に、移転の機運が高まり、昨年10月4日、那覇市議会で首里城公園への移転が全会一致で可決されました。
修学旅行先に詩歌碑を
首里城には年間約270万人の観光客が訪れ、そのうち修学旅行生は半分近くを占めています。「ぜひ修学旅行生、とりわけ川崎からの修学旅行生に見てもらいたい」と思い、この間、渡辺直美教育長、松原成文議長に陳情を行ってまいりました。首里城公園に移転した暁には、修学旅行の人気コースとなるでしょう。
古江亮仁氏の再評価を
惣之助の詩歌碑の移転運動は新たな段階に入りました。惣之助が川崎と沖縄をつなぐ絆であったことにいち早く光を当てた古江亮二氏の再評価が始まりました。
来年の川崎市民劇は「民家園物語」がテーマになる予定と伺っています。その主人公が古江亮二初代日本民家園園長です。古江氏の業績は川崎沖縄芸能研究会を川崎市の無形文化財として全面的に応援させたことでもあります。
今こそ、川崎と沖縄が心を一つに、惣之助の歩んだ道を辿ってまいりましょう。川崎市議会の60年が川崎と沖縄の心を結んできたように。
飯塚正良
川崎区大島1-23-4斉藤ハイツ
TEL:044-245-0091
FAX:044-246-8868
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4月26日
4月19日