県政報告 緊急事態宣言解除後の県立学校 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
令和2年4月7日、政府より緊急事態宣言が発令され、国民に対し感染予防の実施や不要不急の外出の自粛、「三つの密(密閉・密集・密接)」を避けることなど、自己への感染を回避するとともに、他人に感染させないように徹底した行動が求められました。 ようやく5月25日に宣言は解除されましたが、自粛前と同じ生活に戻るのではなく、「新しい生活様式」を守りながら、感染拡大のリスクに応じて段階的に移行されていくことになります。皆様には、引き続き、ご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
学校再開のスケジュール
神奈川県の県立学校の再開についても、登校方法パターンとその概要が示されました。
県立高校では、【1】6月1日〜5日は準備期間として、各学年1日のみ登校し、ガイダンスを行う。【2】6月8日〜20日は週2回、22日〜27日は週3回の分散登校。【3】6月29日からは時差通学や短縮授業を毎日行い、夏季も通常登校。ただし、8月7日〜16日までの10日間は必ず夏季休業とすることとしています。特別支援学校においても、夏季休業は通常より9日間短い、8月1日〜23日。通常登校となるのは8月31日からです。なお、スケジュールは状況により変更することがあります。
アフターコロナの人材を育む
学校の再開は感染リスクを最小限に抑えながら、子どもたちの学びの環境をいかに整えていくかが重要ですが、それだけではなく、今後は、家庭経済や教育格差、心身の不調やコロナ禍での進学・就職など、さまざまな問題が顕在化してくると思われます。
世界的規模で人類が初めて立ち向かった感染症との闘いは、ようやく一つ目のトンネルを抜けたばかりです。本当の意味での勝利は、次世代を担う子どもたちに託されるのかもしれません。アフターコロナの時代を生き抜き、未来を拓く人材を育むため、学びの環境を整えることが、私たち大人に求められています。
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4月26日
4月19日