市政報告 中止になった中学校の運動部・文化部の大会の代替大会等を市独自に検討中! 川崎市議会議員 本間 賢次郎
令和2年第4回定例会が先月26日に閉会致しました。私は、2月初旬より新型コロナウイルス対策について、行政に対して提言・要望を行い、今定例会では自民党川崎市議団を代表して質疑を行うなど積極的に取り組んでいます。今号は25日の一般質問から新型肺炎の影響を受けた中学校の部活動の大会等について報告致します。
高校野球やインターハイ等の高校スポーツの代替大会の検討については連日のように報道等で取り上げられますが、中学生の大会、吹奏楽や合唱等の文化部のコンクール等については情報が少ないのが現状です。中学スポーツの花形・全国中学校体育大会(全中)、吹奏楽や合唱の全国大会・コンクールも中止となり、勉学と同様に部活動にも全力を注ぎ、厳しい練習・稽古に励んできた生徒たちにとって大きな喪失であり、特に最高学年の生徒の意欲維持が心配されます。そこで、本市独自の大会等の開催について質問致しました。
教育次長は「生徒の健康や安全を第一に考えた上で、生徒がこれまでの活動成果を発揮する大会や発表会等の開催の可否について検討を進めている」と答弁。これは新型コロナウイルスの感染状況次第という難しい前提こそあれど運動部・文化部ともに集大成の場を確保したいとの意向が正式に表明されたものです。また、秋恒例の川崎市総合体育大会について、私は全中中止を踏まえ、同大会を例年以上に思い出に残る大会にし、文化部の代替大会も付加価値の高い大会の企画・運営が必要と問うと、市長は「生徒の思い出づくりに繋がるような対応を考えたい」と答えました。独自大会そのものをこれから検討するのではなく、既に厳しいハードルを認識した上で運動部・文化部ともに開催に向け検討していますので、部活動に励む生徒の皆さんは前を向いて健康、怪我に気をつけ、練習、稽古を頑張ってください。
私たちも引き続き感染予防策を充実させ、生徒たちのこれまでの成果を発揮できる場を確保すべく取り組んで参ります。
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4月26日
4月19日