市政報告 サーマルカメラを全市立学校に導入へ!市長への要望が実現! 川崎市議会議員 本間 賢次郎
7月17日号にて報告致しました「サーマルカメラの市内施設等への導入に向けた市長への要望」について進展がありましたので、報告致します。
サーマルカメラとは、カメラを通じて一度に複数人の体温を測定することが可能でその場で速やかに発熱者を発見することができるため、感染拡大防止に大変有効と考えられ注目を集めています。そこで、私が6月25日に令和2年第4回定例会での一般質問で取り上げ、市長に対して市内施設へ導入するよう要望致しました。
6月の議会閉会後、同定例会での私の一般質問をきっかけに市長の下でサーマルカメラ導入に向けた検討が始まりました。市はまず、市内全ての市立学校に導入することで、子どもたち、学校現場、そのご家族等の健康を守り、いつなんどき起きるかわからない災害時に避難場所となる際にも予防・防止策としても活用できると判断し、補正予算に計上する方針を決めました。
そして、第5回定例会が9月1日から開会。9月の議会は「決算議会」とも言われ前年度の決算内容を重点的に審査致しますが、サーマルカメラ導入の予算を含む新型コロナウイルス感染症対策の一部の補正予算案は先行議決議案として他の議案よりもいち早く審議入りし、初日に本会議での代表質疑と所管委員会での審議が行われ、9月3日に本会議で議決し、成立となりました。
この度、議決した予算額は1億683万8千円で、市内の市立学校(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)全175校に設置致します。今後の予定は、今月下旬にも入札公示され、11月初旬に入札予定。11月から12月にかけて全校配置となる見通しです。
今後も市民の生命、健康、生活、経済を守るべく、スピーディーな取り組みを行って参ります。
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4月26日
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