市政レポート 風水害に備え、避難情報の確認と行動計画を万全に! 各家庭での備蓄、非常用トイレの備えも!自民党 川崎市議会議員(幸区)野田 まさゆき
本格的な台風のシーズンが近づいています。一昨年の令和元年東日本台風(台風19号)は本市にも大きな被害の爪痕を残しました。地震や大雨による洪水などの災害はいつ起こるかわからず、自然災害に対してしっかりと備えることが重要です。
本年5月、台風や集中豪雨などの災害時に市が出す避難情報が変更されました。台風や長雨、豪雨等は一定程度予測でき、平常時から避難情報を把握し、警戒レベルを考慮した行動計画を自分自身や各家庭でつくり、慌てることなく安全安心に避難できるよう準備を進めておくことが必要です。
「避難」とは難を避けること
「避難」とは指定の避難場所へ行くことだけではありません。「難」を「避」けることが必要です。そこでまず、【1】自宅の危険度を市が発行するハザードマップで確認しましょう。自宅の居室が想定される浸水深よりも高い位置にある場合、自宅に留まり「難」を「避」けることが可能な場合があります。【2】水がひくまで我慢できる物資を備蓄しておきましょう。水や食料は常に3日分から7日分は用意しておきたいところです。下水道が機能しなくなると家庭のトイレが使えなくなり、過去の災害でも大きな課題となってきました。各家庭での非常用トイレの備えも極めて重要です。【3】インターネットやテレビのdボタンを押して正確な情報を収集しましょう。また、現在はコロナ禍にあり、避難場所は密になる懸念もあります。避難の際には水や食料のほかに感染症予防のために体温計、消毒薬、マスク等を用意しておくことも重要です。
避難情報 レベル3〜5 要注意!
新たな避難情報は警戒レベルが5段階に区分され、特にレベル3〜5は注意が必要です。
警戒レベル3の高齢者等避難では、避難に時間のかかる方は危険な場所から避難すること、警戒レベル4の避難指示では、危険な場所から全ての方が避難するよう、警戒レベル5の緊急安全確保では、既に安全な避難ができない状況で命が危険な段階です。
各指定避難所で運営会議開催中
区内の各避難場所では、日ごろから町内会・自治会を中心とした地域の皆さまが行政職員と地震や風水害に備え、避難してこられる方々を安全で安心して受け入れる取り組みを避難所運営会議等で話し合い、訓練をされています。今年度も最低年1回以上の訓練が実施や予定されています。災害への備えに対しご尽力いただく関係各位の日頃の活動に心から感謝申し上げます。
今年もまだ出水期は続きます。災害のないまちを目指して、今後も防災・減災の取り組みの充実を求めて参ります。
野田雅之
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4月26日
4月19日