令和3年第4回定例会 本会議一般質問 公明党市議団レポートVOL23 高齢者の交通手段確保策幸区役所・鹿島田駅等への循環バスを! 公明党川崎市議団 かわの忠正
昨年12月議会での一般質問の内容を、数回に分けてご報告致します。今号では、幸区内の循環バスについて取り上げました内容をご報告致します。
幸区内では、南武線で東西が分断されており、特に古市場4町内会、小向町、小向仲野町等の地域は、川崎駅や小杉駅へのアクセスはありますが、鹿島田駅、幸区役所などへのアクセスが悪く、循環バスの新設の要望が年々増加してきております。そのため南武線駅と多摩川近郊の間の地域のアクセス改善が重要であります。
そこで、平成27年6月議会から取り組んできた南武線駅と多摩川近郊間における交通不便地域のアクセス向上という課題に対して、再度、交通手段の確保、バスの走行環境調査の進捗、地域からの要望ルートについての見解を質しました。
交通局長からは「狭隘な道路や右左折が厳しい交差点がある。要望のルートは交通規制でバスが進入できない所がある。今後も、関係局と連携を取る」と答弁がありました。
そこで、この地域課題について、また、循環バスの試行運転について、幸区役所としての見解を質問しました。
幸区長は「平成28年の調査では交通利便性は27%が不便と感じている。今年に入り地域から高齢化に伴う循環バス等による交通手段の確保の要望が出ている。今後、アンケート調査で実態把握をしていく。循環バスの試行については、交通利便性を高める手段の一つと考えているので、区民祭の開催にあたり、実行委員会に検討をお願いする」と答弁しました。
また、「コミュニティ交通の充実に向けた今後の取組みについて(案)」が示されている事を指摘し、民間事業者等との連携をどう活用するのか取組みを質問しました。
まちづくり局長は「幸区の状況も含めた情報提供を民間事業者に行いながら、民間事業者が行う新たな実証事業を後押しする支援制度を創設し、実証実験の実施を働きかけていく」と答弁しました。
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4月26日
4月19日