『フッ化物洗口導入』に向けた第一歩!! 小学校等で実施する意義と、保護者からの希望を最優先に!
令和4年度各区1校で効果検証
平成29年度から継続的に導入を求めてきた児童・生徒に対する学校等でのフッ化物洗口に向けた第一歩がスタートします。令和4年度に初めて歯科保健指導費が計上され、川崎市歯科医師会にご協力を頂き、授業を通じ、むし歯予防のブラッシングやフッ化物洗口液の使用方法等を指導、家庭において洗口を希望する保護者に洗口液を配布します。
本市の小学校では初めての取り組みですが、全国の保育園や小中学校などの教育施設では、平成30年度、1万4千を越える施設、150万人を超える児童・生徒が集団洗口をしています。1970年に日本で初めて洗口を導入し、50年を経た新潟県弥彦村では令和2年度に調査が行われ、学校等での集団洗口の効果は大人になった後も一定の効果を持ち続けていることが分かっています。(下記資料参照)
全国で導入が増え続けてきたのは、自宅ではなかなか続かず学校等で実施する意義を自治体が理解した結果です。本市では今年度各区1校を対象に効果検証が行われますが、その検証結果は改めて学校等における洗口の意義を認識する機会となるはずです。
子どもの貧困、健康格差に寄与する取り組みでもあります。本市の将来を担う子どもたちのために、今後も市内全校での導入を強く求めてまいります。
野田雅之
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4月26日
4月19日