市政報告 AEDの管理体制について質問 川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議会議員団 林としお
6月22日の川崎市議会の一般質問では、AED(自動体外式除細動器)の管理の体制について質問しました。
心停止となった人の救命手段として普及するAEDは、川崎市内554施設に656台導入されています。しかしながら、行政監査の指摘により、その管理などに不備があったことがこのほど明らかになりました。
今回の行政監査では81施設121台の設置状況の実態について調査が行われました。このうち、耐用期間を超過した機器が19台あったことや、点検担当者の配置や日常点検の実施、点検結果の記録のない施設があり、学校では教職員が不在の夜間や休日に市民が立ち入れない校舎内などに設置してあることが指摘されました。また、健康福祉局が所管する施設132施設のうち、20施設がAED未導入で、老人いこいの家ではAEDを設置してはいるものの、点検担当者の指定がされていません。
私は市としてどのような具体的対策を行うのか、市の見解について伺いました。
市によると、耐用年数を超過している場合には速やかに更新を行うなど管理を徹底するよう通知したといいます。また、AED検討委員会を設置し、管理の統一的な基準を記載したガイドラインの今年度中の策定に向けて検討を進めていくと答弁しました。学校におけるAED設置についても、他都市の事例を参考に設置のあり方を協議すると述べました。
私は適切なガイドラインが示されるよう要望するとともに、老人いこいの家の点検担当者の配置や救命講習の受講対応は速やかに対応しなければならないと強調。早急に適切な対応を図るよう求めました。引き続き注視してまいります。
カルッツかわさき土日の一般利用拡大を
カルッツかわさきでは様々なスポーツ団体の大会などが事前に特別承認申請で確保される一方、一般利用者の土日の抽選日が少なく、なかなか利用できない状況にあります。現状、抽選日に当てられているのは土日1日づつの計2日となっていることから、公平性の観点からもせめて月4日間の土日祝日を確保すべきと述べ、要綱の見直しを求めました。横浜市では年間の日曜祝日の半分は一般利用者に確保されています。一般利用拡大に向け、引き続き、取り組んでまいります。
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4月26日
4月19日