県政報告 価値的な交番へ「安心、安全」を強化! 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
本年度令和2年から10年の予定で「神奈川県警察交番等整備基本計画」に基づいて、県内470カ所の交番が約400カ所に再編されます。これは、現行では人手が足りず不在になりがちな交番を統廃合して、警察官を集約し、事件や事故への対応力を向上させる目的です。
しかし、交番がなくなる地域の方々からは、防犯面に対する不安や被害相談などの利便性低下を懸念する声が寄せられています。
車両型「アクティブ交番」
公明党は昨年12月の代表質問で、交番統廃合後の「安心感」と「利便性」を補うために、交番機能を備えた警察車両の導入を提案。私、西村くにこも防災警察常任委員会で審議を深め、従来の「移動交番車」とは異なる、神奈川らしく、柔軟な活躍ができる「アクティブな交番車」の導入を求めたところ、2020年度予算には「アクティブ交番」として、ワゴンタイプの車両12台が計上されました。アクティブ交番は、朝夕の通学路での見守りや、ショッピングセンターや駅前など比較的人が密集する場所への巡回、事件・事故多発場所への先行配置、夜間の警ら等々、地域の住民の要望を丁寧に聞きながら効果的に活用されます。
新設!「殿町交番」
そんな中、本年4月1日から川崎区では新たに「殿町交番」が運用されました。殿町地区は長らく、いすゞ自動車の工場跡地が放置されていましたが、現在は、国際的な拠点として、医療特区「キングスカイフロント」を形成し、国立医薬品食品研究所や実験動物中央研究所など、再生細胞医療をはじめとする最先端の研究施設が林立しています。また、羽田空港と結ぶ連絡道路も本年度中には完成します。私は、今後、より一層多くの人が行き交う地域となることから、平成29年12月7日の本会議一般質問で交番の新設を訴えていました。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日