「町田と相模原の連携を」 経済同友会 市議に提言
町田・相模原経済同友会(小山克己代表幹事)と町田市議会議員による懇談会が11月21日、ホテルラポール千寿閣で行われた。
当日は市議19人が出席し、経済同友会から町田市の財政状況、今後の見通し、町田と相模原との協力体制など質問があがった。
市議からは市民税と法人税の収入の割合、支出の内訳などの説明があり、「町田市は景気に作用される法人税の割合よりも、市民税の割合の方が高く、安定している。市が抱える借金も大幅に減っている」と話し、今後の課題として高齢化社会を指摘した。
また京王線多摩境駅周辺の開発や南町田地区での大型マンション建設などで人口増となり、特に30代が多くなり商産業の発展が期待できるとした。
経済同友会からは特に、町田と相模原の連携を強く求める声があがり、「交通網や産業、市民間の交流などもっと積極的に行う必要がある。連携できることはないか」との質問があり、市議らは「町田と相模原は互いに協力できる部分が多くあり、また互いに魅力的に思うところもある。経済界からの要望を受け止め、実現できるようにしたい」と回答した。
懇談会は「今後、もっと市議会、経済界の情報を密にして、互いに協力して発展ある町田、相模原を築いていこう」と言葉が交わされた。
経済同友会は「これからも企画して、いい話し合いができれば」と話し、田中修一市議会議長は「我々ももっと勉強しなければならないと感じた。このような会を開いてくれ、心から感謝したい」と述べた。
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