森の里をぐるっと循環 10日から乗合バスの試験運行
市の市民協働提案事業のひとつとして採択された、森の里地域のコミュニティバス事業。実施団体の「森の里ふぉーらむ」と市が運行準備を進めていたが、いよいよ10月10日(祝)から、試験運行が開始される。
バスの名称は「森の里ぐるっと」。スーパー三和近くの「森の里センター」を出発し、自治会館など10ヵ所ある停留所を回り、森の里公民館近くの「郵便局」停留所が終点。運行日は月・水・金の各曜日。便数は午前9時発から午後4時発までの8便。
運賃等はないが、初回乗車時に補償内容等への同意が必要。以降は「ぐるっとパスポート」が発行され、提示により乗車できる。
車両は8人乗りのミニバンで、オートステップ等の付いた福祉車両。運転手はボランティアが輪番制で行う。助手が同乗し、乗降確認や電話による乗車予約受付などを担当する。
経費は、車のリース代や保険費等約72万円を市が援助。ガソリン代等は、同団体が地域の草刈りで得た収入の一部を充てる。
実施団体の「森の里ふぉーらむ」は地域の長期的課題に取り組む組織として、森の里4丁目の自治会役員らが中心となって2003年に設立された。
「地域コミュニティバス事業」は市の協働提案事業に2年連続で採択。市は「地域住民乗合交通導入の支援に関する要綱」を策定し、運行ルートについて助言するなど、官民一体となって準備を進めてきた。試験運行は来年3月まで。次年度も同事業に採択されれば運行期間は延びる見込み。
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