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神奈川工科大学 地域とつながる新施設 KAIT TOWN竣工

教育

公開:2024年5月3日

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完成したKAIT TOWN
完成したKAIT TOWN

 学校法人幾徳学園神奈川工科大学(小宮一三学長 厚木市下荻野)はこのほど、敷地内にeスポーツおよび地域連携・貢献のための施設「KAIT TOWN」を完成させた。eスポーツ大会の開催のほか、地域の人が利用できる最大100人規模のホールなどを備え、大学と地域のつながりをキーコンセプトとした施設として活用していく。

 4月23日に行われた竣工式には、大学関係者をはじめ山口貴裕厚木市長が出席し、完成を祝った。中部謙一郎理事長は「厚木市民の大学という思いをもっています。建物を有効に活用していきたい」と話した。

 建物は鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積は約1220平方メートル。強度は国耐震基準の1・5倍で災害時の避難場所としての活用も視野に入れた造りとなっている。

 1階には、レーザープロジェクター2基とLEDビジョンなどを備え、eスポーツ大会やシンポジウムなどに利用出来る最大100人まで収容できるホールがあるほか、地域の人や学生との交流を図るルームを完備する。2階の「eスポーツセンター」には、通常の4倍の速さで画面を表示する高速表示モニターを備えた最新の高速ゲームコンピューター17台とeスポーツの対戦状況をリアルタイムで世界に発信可能な配信・サーバー室を備えている。

誰でも利用しやすく

 健常者をはじめ老若男女、障害の有無など全ての人にとって利用しやすい場所になるための配慮がされている。1階の「市民・学生コミュニティ室」には、補聴器や人工内耳装用者が他人の声が聞こえるようにするため、床下にヒアリングループを設置。視覚に不自由を感じる人のために色違いで壁への接近情報を伝える工夫や各所にピクトグラム、カタカナ浮き出し文字、点字表示がされている。また、トイレには電動リフターや聞こえにくい人向けに光で危険を知らせるフラッシュランプを備える。

 小川喜道地域連携貢献センター長は「”市民”が付いた部屋は大学と地域とのつながりを象徴し、地域の人に解放された空間を意味する。つながりを広げていくための活動を行いたい」と抱負を述べ「自治会などから子ども向けのイベント相談などがすでに寄せられている」と話した。

あいさつをする中部理事長
あいさつをする中部理事長

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