厚木市飯山地区に、トレイルランやウォーキングをする人を集めようという動きがある。これは、飯山観音長谷寺がパワースポットの龍穴(エネルギーの集まる場所)に位置していることから、市の観光プロデューサーを務める須藤兼之さんが中心となり、それを観光資源として活かそうと企画しているもの。
飯山観音長谷寺は、坂東三十三ケ所の第六番札所。「かながわの景勝50選」のひとつとしても知られ、古くから縁結びの寺や桜の名所として多くの人に親しまれてきた。また、白山の麓近くの山の中に建つ同寺は、近年パワースポットとして本でも紹介されている。 特に若い女性から注目を集め、縁結びや子宝の神社仏閣を中心に賑わいを見せているパワースポット。須藤さんは、この点に着目。同様に人気があり、なおかつ老若男女問わず支持を集めるマラソンやウォーキングと融合させ、同寺周辺を巡ってもらおうと考えた。
11月23日に飯山で開催される「健康づくり大学」では、 パワースポット・ウォーキングと銘打ち、同地区を散策しながら、自然の持つエネルギーを感じてもらう。須藤さんは「将来的にはこの自然を活かし、トレイルマラソンなどの大会が開催できればうれしいです。ただ、今は、多くの人に来てもらえる場所にできればという思いでいっぱいです」と意気込みを語った。
※パワースポットとは、地球に点在する特別な場のことで、生命や物質の存在、活動の源となるエネルギーが集中している場所のこと
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|