設立から50年以上が経過した県央史談会(内藤佳康会長)。そのあゆみを記した特別展「郷土をしらべ、しるす」が、来年1月15日(日)まで、市郷土資料館で開かれている。
県央史談会は昭和35年9月に発足。厚木を中心とした県央地域の歴史研究家が主な会員となり始まった。
主な活動は機関誌『県央史談』の発行、史跡めぐり、文化財調査。発足当時は荻野の絵師・歌川国経の作品発見や、古沢で土器の発掘調査会を行うなど、精力的に調査活動を行ってきた。
発足当初から続く史跡めぐりはまもなく300回目を迎える。市内史跡を中心に、最近では県外にも足を伸ばし研究散策を行っている。機関誌『県央史談』は通算50号を発行。地元の資料を題材にした研究論文をまとめている。
今回の特別展では、同会の活動記録や発掘品など65点が展示されているほか、関連行事として講演会も開かれる。入場は無料。
同会は昨年発足50年を迎えたが、厚木の郷土史発展に尽力した元同会会長の飯田孝さんが同年に亡くなったこともあり、式典等は行わなかった。今回はその代わりの位置づけとなる。
会員は現在120人。ピーク時の半数となり、世代交代も今後の課題。内藤会長は「活動を体験してもらう機会を設けつつ、若い人にも郷土史に興味を持ってもらいたい」と話した。
展示の問合せは郷土資料館【電話】046(225)2515へ。
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