藤塚中学校 花壇整備に三者団結 教職員・保護者・住民による「サポートチーム」が発足
市立藤塚中学校(曽田高治校長・生徒数517人)で今年から、学校周辺の環境整備を目的とした教職員と保護者・地域住民による「ふじづかサポートチーム(FST)」が発足した。
FSTの主な活動は、校内・学校周辺にある花壇の整備・造園や樹木の剪定など。4月の本格始動に向け、今月から保護者・学区内の地域住民を対象に参加者を募り、すでに何件か申込みの連絡が来ているという。
もともと花壇や樹木が多かった同校だが、学校側がなかなかその整備にまで手が回らなかった。一方で地域の住民たちは、四季折々の花を校舎の周りに植えるなどの環境整備活動を以前から続けていた。
こうした状況で、同校のPTAから「自分たちも整備作業を手伝いたい」という意見があがり、学校と協議した結果、サポートチームが設立された。
メンバーそれぞれが都合の良いときに作業できるよう、特に全体で集まって活動するというわけではなく、学校が窓口となり、個別の作業を斡旋する形を採る。授業の一環として、メンバーと生徒が合同で活動することも検討中。活動費用は、市の元気アップスクール推進事業交付金とPTA教育振興費を活用する。
地域からの窓口役となる同校の花上高典教頭は「今までは光の当たらないところでやっていただいていた地域の方にお礼も出来ないでいたが、今後は学校公認でお願いする形になります。お互いに無理のない中で活動を続けていければと思います」と期待を寄せた。また、保護者側の窓口となる同校PTA会長の小島良則さんは「保護者からは校内美化の向上を期待する声も多い。学校と地域の連携が深まるきっかけになれば」と話した。FSTへの参加申込み・詳細は同校【電話】046・245・3371へ。
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