多賀城との交流今年も 少年野球協会が球児を招待
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東日本大震災直後の野球道具の提供をきっかけに交流が続く、厚木市少年野球協会学童部と宮城県多賀城市のスポーツ少年団。昨年行われた多賀城の球児たちの「鮎まつり」招待事業が、今年も継続して行われる。
今年厚木を訪れるのは、同少年団所属の東小イーグルスと天真ジャガーズの2チーム。親子47人がきょう2日から4日間滞在する。
両団体の連絡を担当している少年野球協会の木村淳さんは「昨年は『厚木を知ってもらおう』と観光の要素を多くしたが、お互いの意向もあって今年は野球を中心にした日程にします」と話す。
昨年1日だけだった交流試合も2日間に。協会選抜との交流試合に加え、荻野リバース、ペガサスの2チームとの試合も新たに組み込んだ。
また、子どもたち同士でより深い交流ができるようにと、滞在初日は厚木と多賀城両市の球児が七沢自然ふれあいセンターに宿泊。ホームステイや、互いの名前を入れた記念定規作りも日程に組み込まれている。
滞在費用の多くは同協会が市内企業・団体から協賛を募り、50社・団体が応じた。当日配布するしおりには協会所属チーム出身のプロ野球選手から寄せられたコメントを掲載する。
「継続する、ということが苦労した点のひとつ」と少年野球協会の齋藤仁礼(よしのり)会長。地域の支援のもと、草の根の交流が続いている。
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