60×30に沸く森の里 周年祝いプロジェクト
来年2015年は、森の里の第一期入居が始まり30周年を迎える節目の年。森の里地区自治会連絡協議会がこのほど、30周年記念事業実行委員会事務局を立ち上げた。事務局長には、1丁目副会長の井上裕之さんが就任した。
このプロジェクトは、来年2月1日に市制60周年を迎える厚木市と森の里30周年の記念事業を推進することが目的。そこで、実行委員会を組織し、同地区の住民から8月末までプロジェクトを募集している。
同委員会は26人で構成。同地区自治会連絡協議会会長の神保忠男さんが委員長を務め、副委員長は5丁目自治会長の永嶋信一さんと同地区青少年健全育成会会長の青木信二さんの2人。
プロジェクトの内容は、企画から実行まで提案者が自由に表現して自らが活動することができるもの。また、記念事業を起点に今後活動していく内容でも可能。
記念事業案を続々計画中
記念事業は今秋を目途にスタート。1つ目は、市制60周年と森の里30周年の”W冠”で「森の里絵はがき」を制作する。8枚だての絵はがきのイラストには、同地区在住で『続・定年からの絵日記』(文芸社)などの著書がある小田治俊さんが手がける。また、地域から募集した写真を同公民館へ来館した人の投票で決めていくという。
2つ目は、「森の里プロモーションビデオ」の制作だ。東京工芸大学の岡村征夫教授に指導・監修を依頼し、公民館の学級講座として開講する。その他、記念誌の刊行や、鯉のぼりまつりなど森の里3大祭りに「冠」をつけて盛り上げていく計画もある。
プロジェクトを進めるにあたり井上さんは「今日まで街を作ってきてくれた方へ感謝しています。私たちがこれから30年、50年と街を作り次世代に良い形で渡していければ」と話した。
森の里地区とは
森の里周辺地区の整備方針は、厚木業務核都市の高次な都市機能が集積し、自然と共生する研究開発の交流拠点を形成すること。また、交通体系の整備も進んでいる。下古沢・上古沢地区における都市基盤と研究交流センターの整備、既存の森の里の機能の拡充を重点的に推進するプロジェクトとしている。同地区は82年に青山学院大学厚木キャンパスが開校したが03年に撤退、05年にはキヤノン中央研究所が撤退するなどしたが、最近では地区全体での行事や活動に特色のある取り組みが増え、今後の地区の動向に注目が集まる。
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