スウェーデンで5月19日から23日まで行われた世界ベンチプレス選手権大会で、厚木商業高校パワーリフティング部の村田元輝君(3年)が世界一に初めて輝いた。
昨年9月のパワーリフティング選手権で世界大会は経験済みの村田君。今回は、ベンチプレスのみの世界大会へ初挑戦となった。エントリーしたのは、14歳から19歳までが出場するサブジュニア部門の59kg級。155kgを挙げ、2位に17・5kgの差をつけ優勝した。
村田君のベンチプレスのベストは、170kg。今大会は世界記録172・5kgの更新も期待されていたが、試技では173kgを2回失敗し、惜しくも新記録達成とはならなかった。
村田君は「(世界記録を達成できず)悔しかったです。表彰台でも優勝の実感はなかった。実力不足です」と世界の頂点でも納得がいかない様子。会場の視線が集まる中で緊張が高まり、自分のスタイルを発揮できなかったと振り返る。
学びも多かった今大会。世界トップレベルを肌で感じたことで、練習で確実に仕上げておく重要性を改めて感じたという。次に目指すは9月の世界パワーリフティングでの優勝。ベンチ世界新のリベンジに燃える村田君から目が離せない。
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