埼玉県で6月4日、5日に行われた関東高等学校男子バスケットボール選手権大会で、厚木東高校男子バスケットボール部(永田雅嗣郎監督・部員数45人)が同大会Bブロックに出場し、初優勝を果たした。
出場5度目で悲願を達成。優勝の瞬間、全員が喜びを爆発させた。春の関東大会は、1都8県代表が上位と下位の2ブロックに分かれ、トーナメントでブロック内の優勝を競い合う。同部は県4位として下位のBブロックに出場。永田監督も「決して低いレベルではなかった」と話すBブロックには、決勝で対戦した、全国優勝経験を持つ東洋大学京北(東京)をはじめ、強豪校も名を連ねた。
最高の結果に永田監督は「入りの悪かった初戦を自分たちのスタイルで立て直せたことでリズムに乗り、優勝に繋がった」と振り返った。持ち味は「堅守速攻」。身長190cmも珍しくない強豪の中で、同部は平均181cm。足を使ったディフェンスと速い攻撃、積極的なリバウンドで身長差を覆してきた。
主将の奥山喜理人さん(3年)は「強いチームもいる中で、多く試合をこなせたことが良い経験になった。試合中に成長を実感できて、バスケットも楽しめた」と話した。永田監督も「生徒は勝ち方を掴んできている。夏の大会が楽しみ」と期待を寄せる。
次にめざすは、夏のインターハイ。同部は昨年、全勝優勝で県を制し、全国出場を果たしている。奥山主将は、「優勝の勢いをそのままに2連覇でIHを決めて、全国で一つでも多く勝ちたい」と決意を語った。県予選はすでに始まっており、明日18日にブロック決勝で法政大学第二と対戦する。
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