厚木市はこのほど、7月1日から新型コロナワクチンの集団接種会場を追加すると発表した。6月からは接種枠も拡充されており、65歳以上の接種を7月末までに終えられるように対応を加速。64歳以下への接種券送付も前倒しで行われる予定だ。また、まん延防止等重点措置の延長を受け、時短要請などのパトロール等も強化し、啓発に努める。
7月1日から追加されるのは、厚木シティプラザ5階にある「老人福祉センター寿荘」(厚木市中町1の1の3)。
市の集団接種は、公民館が予約でほぼ満員という中で、保健福祉センターの予約枠を600から800枠に拡充して対応。6月19日現在で約28000回の接種が完了している。
今回の新会場では1日300枠の接種を予定しており、市のワクチン接種担当は「65歳以上の方が7月末までに接種できる数(個別接種と合わせて)を確保できた」と話す。現在は8・9月に予約した対象者へ、コールセンターから前倒し予約の案内を進めている。
また市によると64歳以下への接種券送付も予定を繰り上げ、7月の早い段階での送付準備が進められており、「医師会等と連携し、市民の皆さんが接種を早く受けられるように準備を進めています。ワクチンが足りなくなることはないので、落ち着いてご対応をお願いします」と話した。
ワクチン接種に関する問い合わせはコールセンター【電話】0570・054・666へ。
まん延防止延長
まん延防止等重点措置が延長された県内6市の一つとなる厚木市。6月20日までの新型コロナウイルス感染患者の累計は1785人となっている。市健康長寿推進課では「1月に比べれば減ってはいるが下げ止まり傾向。ひとり一人が意識を持って感染対策に取り組むことが重要」と話す。
22日には小林常良市長も参加し、パトロールを再開=写真下。「感染防止のため、啓発に努めていきたい」と話した。
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