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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2021.10.01

厚木市
レッドデータブック公開
記念講演会も開催

  • 厚木レッドデータブックに掲載された生物

  • 記念講演会の講師を務める五箇公一氏

 厚木市は、このほど市独自に作成した「レッドデータブック」を市公式ホームページで公開を開始した。このレッドデータブックの完成を記念して、10月27日(水)にはオンライン講演会を開催する。



 「レッドデータブック」とは、生息または生育する野生生物について、個々の種の絶滅危険度を評価し、絶滅のおそれがある種を選定して、情報をまとめたもの。市は、生物多様性あつぎ戦略の取り組みの一つとして、生物多様性の保全を推進するため、2014年度から独自に市内の野生生物の現状を把握し、作成を進めていた。



 対象となったのは、比較的市民が日常の中で接する機会の多い動物(ほ乳類・鳥類・両生類・は虫類・魚類・甲殻類・昆虫・クモ類)や植物(維管束植物)の分類群。



 絶滅のおそれがある種(レッドデータ種)の評価は、厚木市産生物目録に掲載されている全種を対象とし、生息数や生息地の現状、種の特性、現地調査などの視点から多角的に行ったという。



 調査、レッドデータブックの編集は、厚木市を中心に活動する県央自然史研究会が行った。



 レッドデータブックの完成を記念して10月27日にオンラインで開催される講演会では、テレビ番組にも出演経験のある国立研究開発法人国立環境研究所の五箇公一氏が講師を務める。これに伴って市では、「五箇先生に聞いてみたい生物多様性のこと」を募集中。応募は、市環境政策課にメール(3100@city.atsugi.kanagawa.jp)で。10月8日(金)必着。



 問い合わせは、同課【電話】046・225・2749へ。

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